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修復Wカラー テクニック編

前回のブログから、美容師さんからかなりの反響を頂きまして、

「ホントにそんな手間かかることやってるの?」とか、
「普通にカラーしても今の薬剤は、そんなに傷まないでしょ」とか、
「ブラウンを入れると色持ちもいいし、傷みませんよ」というアドバイスまで(笑)

まあ、いろんな見解があって、いろんなテクニックがあるから美容って面白いですよね。

この場をかりて、お答えすると、
「ホントにそんな手間かかることやってるの?」

やってます(笑)

「普通にカラーしても今の薬剤は、そんなに傷まないでしょ」

仕上がりの手触り(剤の中の油分による)だけに惑わされてますね!

「ブラウンを入れると色持ちもいいし、傷みませんよ」

すみません。ずっと昔から基本ティントベースが好きなんで、、、まあ、好みですね。
極力濁るリスクを回避したいので。

ちょっと気になるのは、大多数の美容師さんが、
「傷んでいない」という事をジャッジする基準を、「仕上がりの手触りがいい」と考えている事です。

これは、かなり危険です。

なぜなら、仕上がりの手触りだけ良くするなら、パーマ剤やカラー剤に
何かしらの油分を混ぜれば簡単にしっとりさせる事が出来るからです。

試しにブリーチ剤に、3浴式とかのサロントリートメントの一番しっとりするのを、
10%~20%入れてみて下さい。
リフトのスピードは落ちますが、確実に仕上がりのごわつきは軽減出来ます。

じゃあ、それが、ダメージケアなのか?
まあ、まともに考えたらケアですよね。トリートメント入れてますから。

では、、、

その仕上がりと、

ブリーチ剤に何も入れずに、アルカリが弱いパウダーブリーチを使い、
髪に最大限吸着(中に浸透)する塗布方法で、剤を流す際に、徹底的にアルカリ除去をした、ものと

1ヶ月後にシャンプーしただけの状態の手触りを比べた時に、
後者の方が、ダメージが進まず、前者はかなり劣化していた

ので、僕は、後者の方法を使ってます。

そして、これが、チェルシーのカラーの基本的な考え方になっています。

「染めながら、染める前の状態以上にコンディションを向上させる事は、不可能。
ならば、地毛のコンディションを極力損なわせず、カラーを終わらせ、
アフタートリートメントで、コンディションを作っていく」

という事です。

もう時効なんで書きますけど、さんざんやったんです。剤にゴチャゴチャ入れるの。

あと、凝った前処理とか、やっぱり、時間経つと傷んでるんですよ。
入れた分、薬弱くなるんで、強めの薬に沢山入れないといけなくなる。
結局、強い薬使ってしまうんです。

一番のケアは、
「髪質にベストにあった、ギリギリ結果が出る位の弱い薬剤を設定する事」
なんです。

次回に続きます。



2014.02.09
チェルシー 代表 柳澤 利明

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