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執筆者の写真柳澤 利明

せっかくカラーしてもすぐに色落ちしてしまう、何故?


※チェルシーのケラチンブローアウトは還元剤や人体に有害なホルムアルデヒドおよびエチレングリコールは一切使用していません。




「仕上がった時にはキレイな色だったのに、2週間くらい経ったら、ほとんど色が落ちてしまった」


「髪色が明るいので、暗めの色をオーダーをしたけど、すぐに元に戻ってしまった」



せっかくカラーしてもこれではがっかりですよね、、、



いつもこんな状態だと、最後には「もうカラーはやめてしまおうかな」となってしまいます。


これってどうにかならないんでしょうか?





【カラーの色持ちが悪い5つの原因】



以下の様な感じになると「すぐに色落ちしてしまう髪」になってしまいます。



1、毎回のカラーで時間を置きすぎて、髪の組織が分解されてしまっている



2,髪質に対してカラー剤が強すぎて、髪色をキープ出来る組織を破壊してしまっている



3,カラー直後のサロンでのシャンプーでこすり過ぎて、色を剥がしている



4,自宅で使っているシャンプーの洗浄力が強い



5,トリートメントに入っている化学合成してる油分で、毎回髪の組織が少し分解されている






4,と5、はお客様のご自宅でのヘアケアが原因ですが、1~3はすべてサロン側、美容師さん側に責任があります。



分解されてしまったり、破壊された髪の組織には、もう色はしっかり定着してくれません。



髪の中には、パーマで髪を曲げてくれたり、カラーの色を受け止めてくれる、


「間充物質」という組織があります。



これが少ないと「カラーの色を受け止めてくれるモノが少ない」となってしまうので、

一時期に色が付いても、長く色をキープしてくれないんです。




【色持ちのいいカラー=間充物質を減らさないカラー】



こんな理由から、カラーの際には「傷ませない」というレベルでは無くて「間充物質を減らさない」ということが大切です。




・ハケで最初の場所にカラー剤を塗り始めてから、シャンプーの前のシャワーで流し始める前までで30分以上経過している



・細い髪も太い髪も、クセ毛も直毛も、同じメーカーのカラー剤を使っている



こうなるとカラーの際にどんどん色落ちしやすい髪になっていってしまいます。


髪と会話して、間充物質を減らさないで」ですね。




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