「縮毛矯正をして半年後にカラーだけしたら、根元は明るくなりすぎて、毛先は暗くなってしまった、、、」
「縮毛矯正をしているが、いつもカラーの色がキレイに入らない、、」
これって何故なんでしょうか?!
普通の髪と、縮毛矯正をしている髪って一体どこが違うのでしょうか?
【縮毛矯正をしたときに髪の中で起こる現象】
縮毛矯正をした髪は元の髪とは違う、こんな髪に変化します。
1,最初に付ける縮毛矯正剤の影響で、髪の中のタンパク質が変形する
2,ストレートアイロンをあてた時に、更に髪の中のタンパク質が変形する
3,最後に付ける縮毛矯正剤の影響で、表面に強い油分の皮膜が張られる
「髪の中のタンパク質が変形する」とかちょっと難しいですよね、、、
例えるなら、
真っ白ですべすべしている画用紙に、絵の具で赤い色を付けるとします。
画用紙がそのままの状態なら、絵の具で色を付けた後は、当然画用紙の色は均一な赤です。
次に、画用紙を一回くしゃくしゃにしてから、平たく伸ばして、その上に透明のニスを塗ります。
それから、画用紙に赤い絵の具で色を付けた状態をイメージしてみて下さい。
ニスで色がはじかれたり、もともとくしゃくしゃだったので表面が凸凹な画用紙に、キレイに赤の絵の具が付かない事が想像出来ると思います。
この様な現象が縮毛矯正の後の髪には起こっています。
これを「タンパク変性」と「シリコンのコーティング」と言います。
当然、何もされていない根元の地毛と、縮毛矯正の部分では、同じカラーをしても色が違ってきてしまいます。
縮毛矯正をした方へのカラーがムラになるのは、こんな理由があるんです。
いつもこの流れになってしまって、大変申し訳ないのですが、3年前までは年間500人以上のお客様に縮毛矯正をしてきたからこそ、言える事があります。
この、「タンパク変性」と「シリコンのコーティング」が全く無いのが、チェルシーの髪質改善トリートメントなんです。
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