この10年くらいは「パーマ冬の時代」と呼ばれていて、どのサロンも全体のお客様の中で、パーマをかける割合が10%を切っていましたが、
ここに来て、少しパーマのブームの兆しが出てきました。
恐らく、長く続いたカラーブームに少し陰りが見えてきたからだと思います。
カラーに飽きた、コテを巻くのが面倒になってきた、となるとパーマが気になってきます。
ひと言に「パーマ」と言っても、薬剤や機器によって異なる、色々な種類があります。
「大きめでフンワリしたパーマをかける」という目的は一緒なのですが、薬剤や機器によって、パーマのかかりや持ちは、大きく違ってくるんです。
今回は「パーマの種類」に関してお話ししていきますね。
【スチームパーマ】
普通のパーマの途中で、スチームを吹き付け、かかりを良くしながら、髪に水分を入れて潤いを出していきます。
「クリープ」とも言って、10年前くらいに美容師さんの中でブームになりました。
【デジタルパーマ】
パーマの途中で、巻き付けているロッドを温めて、かかりを良くしていきます。
薬剤にオイルが入っているモノが多いので、艶のあるカールになります。
「巻き髪」に最も適しているので、韓国ブームにも乗って流行っています。
【エアウェーブ】
スチームパーマの「クリープ」とデジタルパーマの「ロッドを温める」とおうテクニックをミックスした、ハイブリッドパーマです。
導入サロンは少ないですが、使いこなすと、外国人のクセ毛風パーマ~巻き髪パーマまで、幅広く応用する事が出来ます。
パーマの種類は「トレンドのパーマヘア」によって変化していきます。
チェルシーでも取り組んでいますが、これからは確実に「クセ毛の方をストレートにしてから、カールを付ける」というテクニックが必要になってきます。
パーマの新しい扉は、まだ開きかけたばかりです。
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