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縮毛矯正へのパーマ




たまたま昨日担当させてもらったお客様と、

「縮毛矯正へのパーマ」の話になって、改めて縮毛矯正に関して考えました。


物心ついた頃、

自分や親が、「髪に癖があるから直したい」と思ったとき、

選択肢で一番は、
「縮毛矯正」でしょう。


ただ、

「しっかり、バッチリ」伸ばしたら、ツンツンだし、、、

「柔らかく」伸ばしたら、癖が残っている、、、

「理想は、もともと髪がストレートな子の髪質」なんだけど、

繰り返しかけ続けて、毛先をコテで巻いていたら、毛先が縮れてきた、、、


これって、どうにかならないんでしょうか?


髪の癖は、例えるなら、

「姿勢が悪いけど、それを指摘されて緊張している人」みたいな感じ、

強く強制しようとしてもストレスになるだけ、一時的に真っ直ぐ直っても、身体か心のストレスは残ってしまう。


「ゆっくり時間をかけて、緊張をほぐした後に、少しずつ、姿勢を直してあげる」

「ストレスが加わらない様に、優しく対応しながら、無理な力は加えない」

こうすれば、「自然な真っ直ぐな姿勢」になるはずです。


縮毛矯正も一緒、

「ゆっくり時間をかけて、癖をゆるめてあげて、少しずつ、ほんの少しずつ、伸ばしてあげる」


「もうちょっとでツンツンになるかな、もう少しでビカビカになるかな」
って、

ちょっと手前で、あえて、力を加えて伸ばすのをSTOPするのがコツです。


「当分カットする事が出来ない根元の毛に、強い薬剤と高温のアイロンを使う」


この、重大さ、と責任を、しっかり感じて、

まずは、モデルさんでトレーニング。


こればっかりは、数と経験が結果に比例しますから、張り切ってきましょ!


2016.12.7
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正へのパーマ



今、色々なサロンで少し問題になっているのが、「縮毛矯正へのパーマ」です。

「酸性の縮毛矯正なのでパーマもかけれますよ」とか、
「トリートメント成分が多いストレートなので大丈夫」と言われて縮毛矯正をかけて、

いざ、「パーマをかけたいんですけど」と言われた時に、
「傷んでいるので、パーマは避けた方がいい」と言われてしまう事が多いからです。

チェルシーでも自店でかけた縮毛矯正以外は、縮毛矯正後のパーマは施術を見合わせてます。

何故なら、どの位のパワーのどんな薬剤を使って、アイロンをどうあててかけたか、
診断ではある程度までしか分からないからです。


これは、目隠しをして道を歩いていく様なもの、ぶつかる(ダメージさせる)可能性が高いです。

仮に、かけられそうなコンディションであっても、成功する確率は、50%を切ります。
そんなリスクを冒してまでかける必要はないです。


「もしかけるとしたら?」

これは、生まれて初めて縮毛矯正をかけてから、その時まで、
「後からパーマがかけられる縮毛矯正」をかけていないといけません。

もの凄いレベルの高い技術です。

例えるなら、
「傷んでも、とにかくしっかり伸びている縮毛矯正」が高校の陸上選手だとしたら、
「傷まないけど、後からパーマは難しい縮毛矯正」は国体選手、
「後からパーマがかけられる縮毛矯正」オリンピック選手、

リアルにこの位の差があります。

もし、初めて縮毛矯正をかける方で、そのレベルの技術を求める方は、僕が担当出来ますので、是非

2016.10.31
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その縮毛矯正待った!



5月の半ばくらいから湿度が高くなってきますね。
そして、梅雨が来る、今年も「髪が広がる、まとまらない」季節になってきました。

そうなると、断然、「縮毛矯正」が増えてくると思います。

しかし、、、安易に縮毛矯正、ストレートパーマをかけるのは危険です。

何故なら、
「縮毛矯正剤=通常のパーマ剤より格段に薬剤が強い」からです。

縮毛矯正剤もパーマ剤ですから、成分的にはさほど変わりはありません。
というか、ほとんど一緒です。
せいぜい、剤の中に油分を多く入れている(縮毛矯正剤)か、
そこまで入れていない(パーマ剤)かの違いでしょう。


そして、最大の違いは、
「縮毛矯正剤=PHが高く、アルカリを多く含んでいる」という事です。

健康な髪にパーマをかける際に使用するパーマ剤のPHが「7」とすると、
さほど強い癖でない髪に使用する縮毛矯正剤のPHは「9以上」です。

ここから更に、「高温のアイロンをかけていく」ので、
実質的な髪への負担は、パーマに比べて50%~150%大きくなります。


想像してみて下さい。

「パーマをかけたけどかからなくて、その後、2回かけ直しをしたがかからず再度かけ直しをした」
3倍のパワーの薬剤を使うということはそういうことです。

なので、安易に縮毛矯正をかけるとその後のパーマやカラーにかなりの弊害をもたらします。

もし、かけるとしたら、
事前に、
「かけた後、パーマやカラーに支障が出ない範囲でかけたい」と話した方が良いです。

そして、可能な範囲をお客様に説明しないといけません。

これは、外科の手術の前に、QOLがどのくらい低下するかどうかを説明する義務が医師にあるのと同じです。
特に、縮毛矯正のキャリアの浅い子は慎重に対応しましょう。施術数が技術に直結しますから。
これも外科手術と一緒です。


東京は快晴です、連休2日目、張り切ってきましょ!

2016.4.30
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デジタルパーマは傷むのか?



「結構傷んでるけど、縮毛矯正もかかってるけど、デジタルパーマならかかりますよ」


これって、
「ちょっと待って!」です。

髪の毛はタンパク質で出来ています。

よく例えられるのは、「卵の白身の部分」。
まあ、卵の白身の部分がもう少し固まってグミみたいになっていると思ってもらったらいいです。

半透明な真っ直ぐなグミが、一回少し溶けて型に入って冷えて、
またグミ状になって曲がった形になったのが、パーマです。


傷んでいる髪っていうのは、グミの一部分がボロボロになっている状態。

そして、
縮毛矯正の髪は、熱を加えてもう少しグミを固めて真っ直ぐな形を付けて、
グミの柔らかさが無くなってきている感じですね。


これに、もう一度、熱を加えて固めて形を付け直していこう。
というのが、デジタルパーマです。

どうなるかと言うと。

当然。

更に硬くなるので、形はしっかり付くけど、いずれ、ボロボロになる。

となってしまいます。

そして、
傷んでしまった、、、そう感じさせない様に、表面だけに油分の皮膜を貼る。

これが、「シリコン」です。

シリコンが取れたときに、もともと硬くなった部分が出てきます。
これが、「傷んで髪がゴワゴワする」という状態です。

かなり傷みが進んでいたり、縮毛矯正の髪が残っている状態での
デジタルパーマはかなり危険を伴います。


仮に、かかったとしても、髪に対して正常なパーマの反応は行われていないので、
すぐとれてしまいます。


もし、パーマをかけたいけど、傷みが酷かったり、縮毛矯正がかかっていたら?

3ヶ月~5ヶ月~8ヶ月の、チェルシー独自の「ケアプラン」に沿って、
パーマがかかる髪に戻していきましょう。


チェルシーに通って頂いていて、美髪をキープしている方も、
ほとんどこのプランをご利用されています。


共に「似合っていて、手入れの簡単なパーマスタイル」を作っていきましょう。

2016.04.04
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正技術で大切な事 まとめ 後編

少しあいてしまいましたが、後編です。

前編はこちら
http://www.chelsea-tokyo.com/blog/?p=6358

特に、縮毛矯正剤は、ブリーチ剤に次ぐか、同レベルにパワーがあり、髪に負担をかけるモノです。

もっと美容師の意識改革が必要です。

メーカーさんも、
「誰でも簡単に出来る縮毛矯正剤」という開発の方向は少しずつ変えてもいいかな、と。

「誰でも簡単に出来る外科手術の方法」とかありえないですからね。

それと一番大切なこと。
「ストレートに全て伸ばしてしまうって事は、デザインの幅を大きく狭めてしまう」

このリスクを踏まえた上で、どうぞ施術に取り組んで下さい。
そうしたら、まだまだ工夫出来る事沢山ありますから。

カラーブーム全盛の頃、縮毛矯正を研究し始めて、カラーと縮毛矯正を同時に施術した頃に比べると、
技術は格段に進化しました。

当時、同時施術した髪は2週間くらい経つと、毛先が明らかに傷んできましたが、
今はよほどの縮毛やハイトーンでも、髪の全ての部分が自店で施術したものであれば、
1ヶ月経っても、毛先の手触りの劣化は感じ無い位のレベルまできています。

次は、、、
「本当に傷まない、ストカール」
の番かもしれません。

物語は続きます。



2014.12.17
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正技術で大切な事 まとめ 前編

またまた好評を頂いたストレート企画ですが、今回で最後になります。

最初にお話した様に、今後は検証と研究は続けますが、
メーカーさんの依頼で商品開発のお手伝いをしたり、セミナーをしたりということは、
縮毛矯正とストレートに関しては一切するつもりは無くて、
もし、テクニックを知りたい美容師さんが居たら、毎週土曜日の20時~サロンに来て下さいね。
門外不出にするつもりも、隠すつもりも無いので、じゃんじゃん教えますんで。

今、縮毛矯正やストレートの技術に限った事では無いんですが、
薬剤を使う技術を安易に考えすぎている美容師さんが多い気がします。

僕は、基本的には、カラー剤やパーマ剤は、
「髪の組織を壊す、髪を溶かす」可能性がある危険なモノ、
という認識で施術してます、

あと、
「濡れている髪は想像以上にデリケート」ということ、

濡れている状態で引っかかっている髪をガリガリとかしたら、
間違いなく髪の組織はボロボロになるし、濡れている状態で薬剤を付けている時もしかりです。

なので、
ウチのサロンでは、研修期間中で、あまりも薬剤に関する認識が甘かったり、
髪の扱いが雑だったり、それが期間中に改善されない子は残念ですが、本採用はしていません。

医療の世界に比べて美容の施術ミスは、軽視されがちですが、古い考えかもしれませんが、
「髪は女性の命」と思っているので(男性もですが)

未熟な判断基準で髪や薬剤を扱って欲しくないという正直な気持ちがあります。

後編に続きますね。



2014.12.03
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正の技術で大切な事 partⅡ③

さて、PartⅡもいよいよラストです。

早速、、、

その後、テストしてOKなら、流します。

テストもシンプルです。

全然軟化してていいです。
スピエラ使ってるのに?

ですが、、、スピエラはあくまでもストッパーの役割で、
スピエラで還元してるわけではないので。アルカリだけである程度還元していくと、
髪の中も外も、フニャっとなりますが、スピエラ入れると、外が耐えてくれるので、それだけです。
軟化しなきゃ伸びないですよ。さすがに縮毛は、、、

軟化させずに伸ばすには、タンパク変性を上手く使えばいいんですが、
10年前位にさんざんやりましたが、施術者がかなりのスキルがないといけないのと、
アイロンに時間がかかりすぎるかな、という感じです。

どちらにしても誰もは出来ない。
みんながみんな簡単に出来る技術も、?ですが、
セミナー受けて、同じ薬剤使ってるのに、ほとんどみんな結果が出てないって技術も、?です。

流し終わったら、ブローです。

ブローは、、、普通です。
スタイリングのブローと同じで、ウチは僕はデンマン、スタッフはロールブラシを使いますが、
「柔らかくデザインに沿ったブロー」が出来ていればOKです。

次に、ストレートアイロン。

これは、かなり難しい技術です。
床屋さんのアイパーみたいなものですから。

例えは極端ですが、あてすぎるとやり直しきかないんですよ、本気で。
これだけは、早めにライセンス制にした方がいいです。
ましてや、矯正の専門店以外では、経験の浅いアシスタントに任せるのはかなり危険です。

アイロンの説明はまた細かくさせて下さい。
ただ、低温でも高温でも、ノンテンションでも、なんでも、
あてる時間が長いほどタンパク変性はするし、少なくてもダメージにはなります。
ロングのやや多毛でも20分以内であてれるスキルを身につけましょう。

最後に、最後にあてた部分のアイロン熱を冷やして、
2剤(加水タイプ)で中和して、流して、終了です。

次回、縮毛矯正のまとめに入りますね。



2014.11.20
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正の技術で大切な事 partⅡ②

さて、PartⅡ、2回目です。
早速。

1剤は、2回付けます。
うちのケミカル施術は、基本的に、再塗布ありきなので、2回ですが、まあ、これは2回付けて下さい。
材料費は倍かかりますが、、、

1回目に付ける薬剤は、PH9程度のチオ(アルカリはアンモニア&モノエタ)と
PH3.5程度のスピエラを5:1~3:1でミックスします。

撥水性の縮毛なら、チオだけでもいいですし、
凄い撥水毛なら、チオに更にPH10程度のチオを20%位ミックスしたものにします。

スピエラは使用してますが、「ノンアルカリ矯正」ではないので、
必要に応じてアルカリをガンガン?使います。
ただ、「新生毛は強い」っていうのは、あくまでも既ストレート部に比べたら、
というレベルなので、新生毛も、慎重に薬剤設定しないと痛い目にあいます
(まあ、この方法は既ストレート部には薬剤は基本伸ばさないので、特に)

薬剤は、根元を2cm空けます。
これもよく「空けすぎでしょ」と言われますが、
そもそも、地肌からビシッと伸ばすと、骨格がもろに仕上がりで出て、かなりイタい感じになります。
2cm空けても、ラップして加温すると、気化して根元に逆流するので、
最終的には1cm空きくらいにはなります。

1回目の放置は、遠赤機器で加温15分です。

1回目の放置が終わったら、その上から2回目の薬剤を再塗布していきます。

2回目の薬剤は、PH8程度のチオ(アルカリはモノエタ)と
やはりPH3.5程度のスピエラを3:1でミックスします。

ここがチェルシーのストレートの一番のポイントです。

ここの作用が仕上がりを変えていきます。
イメージ的には、「上がったPHで膨潤し始めた状態を緩く絞めながら、更に還元していく」

2回目の放置も、遠赤機器で加温15分です。
再塗布はしていますが、1剤操作は至ってシンプルです。

さすがに既ストレート部とのジョイントに何も考えずにオーバーラップしたらまずいですが、
若干なら全然OKです。
前回のストレートも自分で施術していて薬剤設定さえ的確なら、フレーキングはおきません。

PartⅡは、次回3回目で終わります。
反響を下さった皆様、ありがとうございます。



2014.11.18
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正の技術で大切な事 partⅡ①

いよいよ今回は、
「チェルシーのストレートパーマ」のプロセスを公開します。

本来は、使用薬剤のメーカー名、商品名を公開すると解りやすいのですが、
ステマっぽくなっちゃうの嫌なんで、
まあ、スペック説明したら、勘のいい人は解ると思うので、そんな感じで。

まず、シャンプーの前に、視診します。

新生毛の長さ、既ストレート部のリバウンド具合とコンディション、新生毛が撥水か吸水か、等々、
ここでいかに髪質を把握して、その後の対応をジャッジするかが、結果を大きく左右します。

この後は、他のヘアの技術に比べて、「見ながら判断していく」ということが
ほとんど無いのが、ストレートパーマだと僕は思っているので、
(軟化はチェックしますが、あくまでも念の為、コンディションに応じて薬剤、タイムを
変えていくだけで、1剤の流し方とかアイロンのあて方とか調整はほとんどしないです)

「ここで全て決めて、後は塗って、流して、乾かして、あてて、付けて、流す」
だけなんで、ロングのやや多毛でも2時間あれば、終わります(1剤のトータルタイムは30分)

シャンプーしたら、癖を出しながら、8割程度ドライします。
その後、付けたければ(笑)毛先に前処理を、付けなくても特に問題は無いです。

よく、「ダメージしているのだから前処理すべきではないか」と論議になりますが、
そもそも、
「ダメージさせちゃダメ、してても毛先に付いて過剰反応するような1剤使っちゃダメ」って感じです。

ドライ後、持っていれば(笑)加圧加熱水蒸気機器(スチーム機)を噴霧します。
これも無ければ無いで、この後の1剤の放置タイムを少し長くすればいいので、大丈夫です。

次に続きます。



2014.11.15
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正の技術で大切な事 後編

昨日の続きです。

テストは、まあ、色んな方法がありますが、5mm四方のストランドを取り、
薬剤を水でしっかり拭き取り、新生毛の部分に直径1cm位のループ(輪っか)を作り、
その中にリングコームのテールを入れて、前後に動かします。

3~5cm動かした時にループが締まってくるような状態になればOKです。

テスト後、水洗しますが、乳化はせずに、ノンテンションで流していきます。
この時に、なるべく毛先の部分に薬剤が過剰反応しないように、
反応しそうなレベルなら、流している途中で、毛先にバッファー剤を塗布してしまいます。

水洗後、ノンテンションでタオルドライし、7割くらいハンドドライしたら、
ツインブラシでやはりノンテンションでブローしていきます。

9割程度ブローして、アイロンをあてていきます。
スライスは薄め(標準毛で1cm~5mm)で、温度は180度でスルーしていきますが、、、
このスルースピードやテンションは、なかなか文章で表現しにくいので、
スイマセン、変性し過ぎない程度って事で。
切れ毛が立ち上がってきたら変性しかけてるので、それも目安です。

アイロンをあて終わったら、全体にドライヤーの冷風でクーリングします。

その後、2剤は加水を使用、5分おいたら水洗して終了です。

まあ、ポイントは、キューティクル、コルティックス部にも、
比較的しっかり薬剤を反応させて、s-sをしっかり切っておく、
決して、ブローやアイロンの水素結合やタンパク変性に頼らない、ってところが
ポイントだと思います。

還元反応のスピードは、髪質によってまちまちですが、
薬剤を減力してコントロールすると、結構ぶれてしまうので、
あくまでも塗布スピードを速めに、髪質による反応の違いは放置タイムで調整します。

これじゃ、真っ直ぐになりそうに無い?

テンションかけて下さい。ブローやアイロンで。

ただ、かければかけるほど、髪はタンパク変性して、
薬剤に含まれている油分が残っているうちは、髪は柔らかですが、
その後は、確実に固くバサバサになってしまいます。

まあ、このパターンは、油分をしっかり残して、ブローしたりアイロンをあてるので、
多少テンションかけすぎても、よほど軟化させない限り、
極端にダメージはしないと思います。

それでは、次回から、うちで今やってるストレートパーマ(縮毛矯正)を
リアルに出していきますね。



2014.11.09
チェルシー 代表 柳澤 利明

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縮毛矯正の技術で大切な事 前編

講習をやっていたときに、よく受講している美容師さんに言われたのが、

「もっと真っ直ぐにならないんですか?」というのがあって、

まあ、十分真っ直ぐだったんですが、、、

そんな時には、
「あー、カッパみたいなストレートですよね。ならないんですよ。この方法では。
力一杯テンションかけてアイロンあててもならないと思うんで、
薬剤違うの使った方がいいですよ」

って、薬剤をプロモーションする為の講習なのに、、、
ほんと、もう一度会えるのなら、会って謝りたい、、、色んな人に、、、

ただ、単純に、
「かけたてで普通の傷みを感じずに真っ直ぐなってる」っていうのは、
意外に簡単なんで、一応、方法出しときますね。

まず、薬剤はチオ、もしくはハードタイプのシスティアミン、
かなり油分の強い粘性のあるタイプがいいです。

塗布は、ドライ、ウェット、どちらでもいいんですが、
還元力が強くジュイント部へのオーバーラップが適切でないと、ダメージにつながるので、
ドライ塗布の方がベターです。

薬剤の塗布前に、既ストレート部への前処理は必ずして、
ダメージ部をプロテクトしておきます(これも油分が強い前処理がいいです)
但し、リバウンドがある部分は外して下さい。

塗布量は、やはりジョイント部分を考慮して、やや少なめで、
その分スライス幅を薄めにして塗布ムラを防ぎます。

還元力が高いので、塗り始めから塗り終わりのタイムは5分くらい。
毛量が多い場合は、必ず二人で塗るか、一人で5分以上かかってしまう場合は、
バックのオーバーセクションは最後に塗るようにします。

塗る際の注意点は、根元付近はもちろんですが、
セクションごとに既ストレート部とのジョイントをしっかり見極め、
オーバーラップを1~2cmまでに止めます。

塗布が終わったら、自然放置します。放置タイムは5分~15分です。

続きは、また明日。



2014.11.08
チェルシー 代表 柳澤 利明

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チェルシーの縮毛矯正に関して 続き

昨日の続きになります。

逆に、講師を辞めた後の方が、何か、肩の荷が下りたというか、サロンに集中出来たというか、
縮毛矯正の技術が好きになってきました。まあ身勝手なもんです、、、

それから、今に至るってとこなんですが、僕がいつも違和感を感じるのが、

「なんでもっと宣伝して矯正の客を増やさないのか?」
「矯正に関してのスタッフの教育に力をもっと入れるべきだ」
「もっと高単価を取れる」

とか、なんか、昔の縮毛矯正が出始めのブームに乗っていたノリで言って来る人も多くて、
まあ、どうでもいいんですが、最近、目新しいネタがサロン関係で無いからか、
微妙に業界も矯正推しな感じです。

チェルシーでは、もちろん縮毛矯正はやっていますし、自信のある技術の一つなので、
今後もご希望の方には満足いく仕上がりを提供出来ると思います。

ただ、ここら辺で、僕の中で、縮毛矯正の技術は一区切り付けようかなと考えていて、
研究を止めるわけでは無いけど、これ以上の事をしても、お客様やスタッフは求めて無いかな、とも。
言い方を変えると、美容の技術の中で、ここまでやり尽くした技術は無いので、
これ以上やると、かなりマニアックな領域に入ってしまって危険じゃ無いかと。

そんなこんなで、次回から、何回かに渡って、矯正のテクニックに関してのブログを書きます。

そして、残念ですが、僕が矯正のテクニックに関してのブログを書くのはこれで最後です、、、

ブログは完全美容師さん向けなんで結構偏ってしまうんですが、
持っている技術を包み隠さず全て出しますんで、
矯正技術で不安に思ってたり、悩んでる美容師さん、楽しみにしていてくださいね~



2014.11.04
チェルシー 代表 柳澤 利明

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チェルシーの縮毛矯正に関して

最近、僕の担当のお客様以外でも、サロンの中で縮毛矯正をかけているお客様がいらっしゃいます。

何故こんな言い方になるかと言うと、、、
僕は縮毛矯正の比率が、常に15%~20%になっているからです。

まあ、パーマ比率と考えるとそんなに高く無いんですが、
6月の繁忙期とか30%越える事もあるんで、
年間通すと結構な数の僕担当のお客様がお見えになってます。

独立する前に、一時期、紹介で縮毛矯正のお客様がすごい数になってしまって、
サロンがパニックになった経験があるので、今は、僕からオススメする事はほとんど無くて、
ご紹介もごくごくまれに取るくらいです。

なので、自分が教えてきたスタッフに縮毛矯正のお客様が増えて行くと、ちょっとホッとした気分です。

なんでこんなに縮毛矯正のお客様が多いのかというと、
「自分が縮毛矯正が好きで得意だから」と言えればいいんですが、残念ながらそうでは無くて、
15年~10年前くらいに縮毛矯正の美容師さん向けの講習をやっていた時期があって、
それこそ全国廻っていたんです。

それも割と自分では乗り気で無くて、正直、「セミナー講師ってカッコいいかも」くらいの
ユルさでした(今考えるととんでもないですけど)

ただ、縮毛矯正のセミナーにくる美容師さんって、今でもそうかもしれませんけど、
「自分も縮毛矯正の技術に自信がある」って人ばかりなんですね。
一から勉強しようって人はまず来ない。

なので、、、
ガンガン突っ込まれたし、失敗も指摘されたし、結構ヘビーでした。

しかし、おかげでかなり鍛えられ、おかげで、講師をしていた後半は、
仕上げると、「スゲー」って、僕からすると、「こんなの普通だよ」と(笑)なりました。

メーカーさんを通じて素敵な美容師さんとも何人も出会えて、
それはそれで充実していたんですが、

ただ、自分はヘアデザインする為に美容師やってるのに、
ただひたすら、髪真っ直ぐにしてるって何なんだろう、、、と。

まあ、ホント若かったとはいえ、どこまでも自分本位で恥ずかしい話なんですが、
それから全ての講習をお断りしました。

後半に続きますね。



2014.11.03
チェルシー 代表  柳澤 利明

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